KAORIのMission

2.こだわりの製造方法

オーガニック栽培、自然栽培へのこだわり

永遠の香りーEternal Sentー芳香蒸留水とインフューズドオイル

芳香蒸留水は傷みやすい?

「芳香蒸留水は傷みやすいので、流通が難しい」アロマおよび化粧品業界で言われるこの常識を覆すこととなったのが、「甘夏ネロリウォーター」です。
実は、精油の登場は今から200年ほど前。一方、冷蔵庫等なかったずっと以前の数千年前から人は芳香蒸留水を年間常温で保存して様々な用途で使い続けていました。
それもそのはず。きわめて小さな分子量の芳香成分は水の分子に自然乳化して蒸留水となり、常温保存の間に徐々に熟成していくのです。
その間のpHは6.5〜4.5と変化し、pH5.5を切る環境ではもはや座金の繁殖はあり得ません。
こうして、植物のもつ酵素の助けで熟成された芳香蒸留水は、半永久的な香りになるのです。

アロマオイルは精油だけ?

アロマといえば精油、と考える人が多いようですが、精油は20世紀に入ってはじめて一般的に使用されるようになったものです。
ところが、植物の芳香成分は、抗菌保存料としてまた薬品や美容用品として世界の様々な地域で使用され数千年の歴史をもつものです。
その抽出方法として一般的だったのが、花や葉部の蒸留法や油脂浸透法(冷浸法)、果皮果実等の圧搾法でした。
精油はその多くが蒸留法によって得られる芳香蒸留水に含まれる比較的粒子が大きな脂性成分が分離して得られる芳香油で、より粒子が小さく親水性の高いローズやネロリの芳香成分では、その多くが蒸留水に自然乳化して、香りの高い芳香蒸留水として抽出活用されてきました。
このように微量しか分離しない精油は、ローズオットー、ネロリオットーと呼ばれ、大変貴重な精油として知られています。
一方で、芳香成分が脂性成分であることから、アンフロラージュ(冷浸法)やマセレーション(温浸法)という方法も、花類の微小な芳香成分を動植物性油脂に浸透させる抽出方法として古くから用いられてきました。
同様の方法を使ったインフューズドオイルも、ホホバオイル等の植物油に芳香成分を抽出した抗菌保湿力の高いオイルです。

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